善悪で考えるという事(生きるのが楽になるヒント3)
こんにちは。講師の谷田です。
先日、母親ノート法を受講なさっているママたち対象のグループコンサルティングで
善悪で物事を考えるという話が出ました。
そこで、「善悪で物事を考える人は〇〇だ」と、皆さんだったらこの〇〇に何を入れますか?というワークをやってみると、
損だ。頭が固い。付き合いにくい。私もそうかも。不安の強い人だ。etc
一人ひとり違う様々な意見が出ました。
全ての意見がそれぞれの哲学であり、価値観でそこに正解はない。
こんな事を考える機会ってあまりないから、面白いよね~という話になったわけです。
一人のママさんが、
「ある人がした悪い事を許せない気持ちがあって、それを処理するにはどうしたらいい?」という質問をくださいました。
これも様々な方法があるわけですが、私がおすすめなのは 想像力を働かして、相手の立場に立ってみる事かなぁ?と お伝えしました。
この人はどうしてこんなことをしたのだろう?と いろいろと考えてみるのです。
例えば、
自転車置き場でないところに、自転車を置いて行っちゃった人を見て腹が立った時
・この人のお母さんが危篤でとても急いでいるのかもしれないなぁ
・お腹が痛くてトイレに駆け込んだのかもしれないなぁ
・外国人で、日本の文化がわかってないのかもしれないなぁ
などなど、いろいろ考えていくと、だんだんと「まぁいいか」と
許せる気持ちが出てくるのです。
腹を立てるという事は、エネルギーを使うとてもしんどい事です。
想像力を働かして考えてみて、「許す」という事ができるようになるといいですよね。と お話しさせていただきました。
谷田ひろみ