「子どもを見守る」ということについて
私は「子どもを見守る」ということが、実際にどう行動することなのかがずっとわかりませんでした。
通っていた幼稚園ではいつも「お母さんは見守るだけでいいのです」と言われ、子育ての本にも、いつも「見守る」「寄り添う」などという言葉が載っていました。なんとなく、意図することは理解していました。ですが自分の中では「それってどうすればいいの?」とずっと疑問に思っていたし、具体的にどう行動すればいいのか全然わからなかった。
私にとって「見守る」というのは、『優しそうなお母さんが、公園で遊ぶ我が子を微笑んで見ている』みたいなイメージでした。表面的にしかとらえることができていませんでした。
もちろん自分もそう在ろう、そう在りたいと思っていましたし、子育てについてのいろいろな話を聞いたり、本を読んだ後には特にそう思い、心を入れ替えて頑張ろうと思いました。なるべく怒らないようにしよう!と誓うのです。それが見守ることにつながると考えていたからです。でも、やはりイライラしてしまいます。いつも誓いは三日、いえ、一日坊主になってしまっていました。
この講座を受けて「子どもを見守る」ということが、本質的にわかりました。そして、具体的にはどういう行動のことをさすのか。どうすればできるようになるのか。
少しずつではありましたが、着実に、自分の「在り方」が変わってきました。
子育てで「分かっているけど、できない」方には是非この講座を知ってもらいたいです。
今回の体験会では、基本講座の内容の中から、特に子どもの気持ちに注目して対応するということ、そのポイントをお伝えしたいと思います。私たち自身にも親としてのいろいろな感情があります。そして、どんなに小さな子どもにでも同じようにしっかりとした感情があります。
子どもの気持ち、子ども自身がその時どんな想いでいるか、どのように感じているかがわかれば難しい状況でも対応がしやすくなります。
そのことに気づき、活用できるコミュニケーションを皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
きっともっと「楽しい!」「嬉しい!」が増えるはずです!
お待ちしています。
原田有里
『母と子のコミュニケーション講座』体験会のお知らせ
6月4日(金)10:00~11:30 オンライン(zoom使用)開催
『嬉しい!楽しい!悲しい・・・の気持ちを大切に』講師:原田有里
詳細・お申し込み⇒講座スケジュール (nihonshinri.net)