心も身体も温めるものは
寒くなってきましたね。
子どもの頃の冬を思い出すのは、学校から帰って来た時に母が作ってくれたミルクココアの温かさです。
まだ、ココア自体もそれほどポピュラーでなかった頃、小鍋の中で粉から溶いて牛乳を入れてフツフツと煮たってくるまで待ち遠しく思っていました。
その一杯のココアを飲んだら、身体が芯から温まっていたことを思い出します。
学校であったちょっぴり嫌な出来事なんかが溶けていくような感じだったなぁと思います。
流行りの物が好きだった母の興味は移り変わりが早く、そんな冬はワンシーズンだけだったような気がしますが、大切な思い出です。
ココアを飲みながら、どんな話をしてたのだろう。
子ども時代の私に聞いてみたいです。
何気ない日常の風景は、子どもの心に大切な栄養を運んでくれている、そう思います。
次回のすくすくファミリーは12月7日です。
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