その場所に『居る』ために
子どもの気持ちを聞くことはなかなかたいへんなことですね。
皆さんは自分の子どもが、何か悩みやうまくいかないことがあり、その気持ちを毎日、毎日、お母さんに訴えて来る、そんな経験はありませんか?
学校から帰って来るなり「あーもーやってられない! 今日さぁ・・・」
次の日も、「もう、ほんといらつくんだよねー、今日の昼休みにね・・・」
講座に参加されたお母さん方は、子どもの気持ちをそのまま受け止めようと、アドバイスや励ましなど余計なことを言わないように普段から自分の気持ちを整えられます。
そんなお母さんの言葉。
「さすがに毎日毎日続くと、子どもが帰って来るのがとても負担なんです。。。」
そうですよね。そりゃそうです。
どれほど大切なわが子の為とはいえ、いえ、大切なわが子の気持ちだからこそ、自分の気持ちを落ち着けて聞き続けるなんてなかなかできないものです。
子どもが話してくるその場に、「居る」ことが本当にしんどい、辛いです。
子どもにとって、自分の気持ちを一番聞いてもらえる存在、そんなお母さんでいるために、お母さん自身も同じように誰かに聞いてもらうことが必要です。
自分も聞いてもらいながら、子どもの気持ちを聞いていく、この循環は本当にとっても大切です。
日本心理では、そんなお母さんの気持ちをお聞きしていくことで、お母さんと子どもの良い関係作りを応援しています。
聞くことの大切さ、大変さを一緒に乗り越えていきましょう。