嫁、姑
明けましておめでとうございます。
今年から和歌山で『人間関係講座 基礎編』を開講します。
和歌山の皆様、遠方の方も小旅行がてらに「たま駅長」で有名になった電車に乗っていらっしゃいませんか?
お待ちしています。
さて、お正月はどちらでお過ごしでしょうか?
結婚当初は親戚で賑やかでしたが、皆高齢になり年々お客様も減り今年も家族だけのお正月を迎えました。
夫の父が亡くなって母と同居し始めて18年が経ち、実の母より一緒にいる時間が長くなりました。
日々様々なバトルはありますが(笑)親子に見えるらしく『娘さん』と言われます。
一緒に住むとお互いにそれまでは気にならなかった事が見えて来ます。
人間関係は特に嫁姑は距離や言葉使いが難しいですね。
同居間もなくですが、
ダイエットの効果が出てきた頃近所の方に『痩せてきたね』と言われ、万年ダイエットをしている私は体重を落とすことに苦労しているというのを「苦労して痩せてるの」と言ってから
「同居をしているせいで?」と思われるように感じて、あわてて『努力の成果だよ』と
言い直したのを覚えています。
こんな小さな言葉の行き違いって多いと思いませんか?
そしてもうひとつ
エピソードがありました。
私の母は北海道の生まれです。
北海道の事しか知りません。
兄嫁は関東の出身で北海道に住むことになりました。
兄達が北海道に引っ越して間もなくの話です。
母 『○○ちゃんずいぶんこわそうな顔してるねぇ。』
あろうことか『こわい顔』なんて言われたら誰だってキズつきます。
実は北海道では『疲れた』ことを『こわい』というのです。
兄嫁は北海道の方言を知りません❗
『怖い顔?』と言われ夫にも言えずショックを隠していたようです。
北海道で住むのが夢だったはずの妻が元気がないので気になった兄が聞いたそうです。
すると❗『怖い顔してると言われた』と重い口を開き打ち明けました。
兄から『疲れた顔をしている』という意味だと聞かされ
笑い話になりました。
その後の嫁姑問題にはたぶん影響無く母は大切にされています。
お正月、
帰省していらっしゃる方は
こんな方言にまつわる誤解があることも知っておいて下さいね。
楽しいお正月を過ごせますように。