兄弟げんか
今日も9歳男児と5歳男児の二人が兄弟げんかをしています。
ゲームをすると、それはルール違反だとか、そんなルールはないとか。
今、俺のことを笑っただろうとか、笑ってないとか。
俺が先に話しているのに割り込んでくるなとか、いや俺が先に話していたとか。
それは俺のお菓子や、いや誰のでもないとか…。
本当にもう、はたから見ていたらどうでもよいことでも、
本人にとってはその瞬間どうしても譲れないことで、
永遠とやり取りが続くんですね。
2人にとってはそれぞれの主張があって
それぞれの感じ方があるから
まさに真っ向勝負。
私はどちらの味方でもあるけれど、
どちらの人生の主人公でもないので
あまりのばかさ加減に笑いをこらえながら、
あまりのうるささに爆発しそうになるのをこらえながら、
その場をやり過ごしています。
もちろん爆発することもありますが、
このけんかの場面をみていると
2人とも一生懸命生きているんだなあ。
今の君にとってはこのことが大切なんだねえ。
こんなに必死になる力があってすごいなあ。
と、生命力の強さも感じるのです。
兄弟げんかで日々悩んでいるお母さんも多いと思います。
まさに、私もその一人です。
でも、ちょっとだけ視点を変えたり
距離を置いたりすると、楽ですよ。
2人がけんかを通して学ぶこともきっと多いと思います。
次、けんかしたら密かに録音して、
いつか大人になった二人に聞かせてやろう。
そんなことを企んでいます。
そう思うと今から楽しみです(笑)。