「恩送り」
日本心理福祉教育研究所から「不登校」に関連する記事をお届けします。
今日はその3回目です。
*********************************************
我が子が不登校になった時は、人生が真っ暗になりました。親としての自分を責めたり、周りのせいにしたりして…。
その当時の1番の目標は、「学校に行けること!」でした。行けた日はマル○行けなかった日はバツ✖︎
そんな中、私はこの人間関係講座と出会い、学びを実践してみることを選びました。下手くそながら能動的に聴き続けました。
受講してみて感じたことや、講座の合間に先生から具体的なアドバイスをいただいたことから、
我が子の長い人生の中でのゴールは、「今日学校に行けること」ではないと気がつきました。
目標は、『我が子が、自分の人生の目標を自ら見つけて歩んでいけること』、『自立して幸せに生きて行けること』でした。
私たち親子には長い年月がかかりましたが、今は自分の目標を見つけて動き出した我が子。
私が悩んだり落ち込んだりしていると、声をかけてくれて、私より上手に能動的に聴いてくれます。
我が子から学んだことは多々あります。周りのサポートもありました。その全てに感謝して、今があると思っています。
不登校って、理由も対策も未知だし、親も子もそれぞれにひとりで悩んでどうしたらいいかわからなくて不安ですよね。
ましてや子供の性格も環境も違います。
だからこそ、今度は私たちが、救われた経験や思いを活かしサポートすることで恩送りしていきたいと思っています。