母親ノート法点検者研修会
毎月一度の「母親ノート法点検者研修会」では、点検者の有資格者が、各々事例を持ち寄り、それを元に学びを深めています。
「母親ノート法」とは、元京大名誉教授の故東山紘久先生が考案された、母親が子どもとの会話を記録し、その記録を点検者と母親が一緒に点検していく方法です。
当研究所の代表、小野澤みさをは、東山先生直伝の母親ノート法の継承者です。
通常、お母さんの対応は、癒しのTパターン(治療的コミュニケーション)とその逆のSパターン(普通のコミュニケーション)とに分かれ、お母さんがTパターンでの対応を続けると、子ども主導型ですので、子どもの自主性が育ちます。
そして、親子関係に何らかの問題があるときは、このTパターンでの対応を続けることによって、改善することが多いのです。
しかし、お母さんがTパターンの対応ができず、会話記録も書けない場合があります。
そんな時には、点検者がお母さんの話を丁寧にお聞きし、寄り添うことで、お母さんの心が少しずつ元気になるのを待ちます。
その日が来ることを点検者は信じて待つ姿勢が大切です。
そして、それがお母さんの心に届いて、お母さんも子どもを信じて待てるように成長し、やがて子どもに向き合って、Tパターンの対応ができるようになります。
つまり、「母親ノート法」の点検者は、ただノートを点検して、対応をなおしていくのではなく、お母さん自身が自分の状態に気付き成長する手助けをする役割をも担っています。
ノート点検の方法だけではなく、点検者の心構えや姿勢も、研修会で深く学んでいくのです。
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