転ばぬ先の…
「転ばぬ先の杖」とは、何か失敗しないように、前もって備えて、あらかじめ十分な準備をしておくこと。
こどもって、何でも始めてなことばかり、失敗や、いやな出来事に会わずに済むようにと、ついあれこれ注意してしまう親心って、ありませんか?
「勉強しなさい」「早く寝なさい」「ゲームばっかりしてないの!」「ピーマンも食べなさい」「寒いからこれを着なさい」「傘を持って行きなさい」「友達と仲良くしなさい」「あいさつは!?」「宿題したの?」「返事は一回!」「今何時だと思ってるの!」「だから言ったでしょ」…
子どもが、幸せな人生を歩いていけるようにと願うからこその、「杖」オンパレードが、なんだか我ながら、うるさいなあ…
それに、この「杖」って、誰かが用意してくれるもんなんだと、子どもに勘違いさせてしまうと困ったことになってしまうかも。
親はどんな関わりをすれば、失敗を恐れず、自分の人生を、自分の力で切り開く子どもの、手助けができるのでしょうか。
カギは、子どもの自尊感情にあるようですよ。
ささいな言葉かけや、態度で、誰の心にもある自尊感情を、育てていきましょう。