ゲームを通して家族について思うこと
先日、神戸市で「ゲーム障害」についての
講演会に行ってきました
四人の子供を育てる母でありながら
ゲームやSNSがよくわかっていない・・・
専門家(精神科のお医者さん)のお話はとても勉強になりましたし
いろいろと気付きがありました^^
子ども自身が
ゲームと上手に付き合っていくために
「親に何ができるのかな・・・」
って考えていました。
依存症と診断されても
依存傾向がある状態でも
頭の中はゲームオンリーで
他のことに興味を持てない時期でも・・・
本人がゲーム以外のことに
目を向けていく時って
ゲームに依存しなくても
大丈夫な状態になった時。
そのために
親にできることがある
親にしかできないことがあるのかなと
ゲームに依存しないとやってられない
ゲームが楽しくて仕方ない
ゲーム以外は今は何もやる気にならない
そんな時に
ゲームを否定されたり
自分を否定されたり
プレッシャーをかけられてしまうと
ますます
ゲームだけが心の拠り所に・・・
成績が悪くても、学校に行けてなくても
今のこの状態をわかって寄り添ってもらうこと
ゲームばっかりしてる自分でも
愛されている、僕はここにいていいんだ
そんな風に感じることが大前提
その安心感があって初めて
何かが動き出すんだろうなって・・・
結局
やっぱり、そこなんだよなーーーって
そんな風に感じました^^
あと大切なんだなって改めて思ったのが
家族という全体のバランス
依存症になる方のご家族に
父親がノータッチの方が多いというお話がありました
親の立場である夫婦二人が一緒に協力しながら
子どもの成長を真剣に考えることって
当たり前のようだけど
本当に難しいことで
父親が家にいる時間が少ないご家庭の場合
母親と子どもがセットになって
父親はその外側になってしまっている
そんな風に
なってしまいがちです
子育てを任された母親にとって
プレッシャーという形でゲームの問題を
抱え込むことは多いはず
父親に責められないように
父親には上手に言いながら
子どもと問題をどうにかしようとする
そうすると、いつの間にか
母親は僕の味方
父親は僕たちの敵
母親&子ども VS 父親
これって家族の構図としては
バランスが歪んでしまっていますよね
母親の立場で考えると
父親を上手に巻き込んで
協力してもらえる状況を作ることができたらいいのかなと。
意見が違うからと対立しがちな夫婦ですが
どちらかが歩み寄ることで
変化を産むことができます!
相手を変えることはできないので
自分から何か行動をしないとですね^^
(シングルのご家庭は家族のバランスが悪い、
ということではありません。)
お互いの思いや考えを尊重して理解し合える
そんな夫婦に・・・
そんな自分になりたい
ゲームに夢中な子どもに
余裕をもって関われる自分になりたい
学びながら訓練中です^^
気持ちに余裕ができてくる・・・そんな学びです
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最後までお読みいただき、有難うございます
中尾理恵
母と子のコミュニケーション講座
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