いつもありがとう
夫は、私にとって一番身近な存在であり、
私が唯一本音を包み隠さず話せる相手かもしれません。
そんな夫ですが、話していると、(その言い方はないやろー!)と残念に思う事が度々あります。
悪気なく応えてくれているのだと理解はできるのですが、それでもカチンとくることがあります。
先日も、私が道端で見かけた不可解な行動をしている人に「大丈夫ですか」と声をかけた、という話をしたところ
「そんな変な行動してる人にそもそも話しかけるな!都会人の鉄則や!」
と怒られてしまいました。
彼の真意は『変な(と思われる)人に気軽に話しかけてトラブルに巻き込まれないか心配だ』
との想いからでた言葉だとわかるのですが、
その時は(何で私がおこられるのー⁈)とびっくりしたし、腹も立ちました。
(私はそこまで無分別な大人ではありません!)と。
しかし、そんな腹立たしさも、
(やっぱりこんな言い方したら、反論したくなるなぁ)とか
(この言い方は悪気はなくても責めてるように聞こえるなぁ)と
体感した事を客観的に考えているうちになくなっています。
そして、(なぜそんな言い方するのかなぁ)と考えていくと、真意の部分がみえてくるのです。
…と、こんな事をここで書いてるなんて知れたらきっとまた怒られるだろうけど
(しかも「お前の方がひどいぞ」とか言われそう)
時々そんな感じでありがたい機会をいただいています。
今、夫に言いたいのはいろんな意味で「いつもありがとう!」です!
原田 有里