子ども時代はトレーニング
お友達とのいざこざ、学校でのちょっとしたトラブルなど、子ども自身の問題なのに、 親が解決方法を提示してしまうことは、よくありますね。
「そんなことしたらダメよ」「こうすればいいと思うよ」
『忘れ物を届けてあげる』などもそれに入るのではないでしょうか。
本来ならば、子どもに任せておけば、子ども自身がそれなりに解決するのですが、お母さんは黙って見ていられません。お母さんは子どもの事が心配なのです。子どもがイヤな思いをしないように、常に先回りしてパトロールしています。
でもね、お母さん。失敗ができるのも今のうちなのです。
いつもお母さんが見守ってくれている、一緒に考えてくれるお母さんが側にいてくれる今だからこそ、子ども達は勇気をもっていろいろなことに挑戦し、成功したり失敗したりして学んでいけるのです。そうやって訓練して、大人の社会に旅立っていくのです。
そう心に留めて、少しずつ、口や手を出すことを控えてみて下さいね。