「不登校になりませんように!」
日本心理福祉教育研究所から、「不登校」に関連するブログをお届けします。
今日はその第1回目です。
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連休や長いお休み明けは、子どもたちに「行き渋り」が出やすいんですね。
子どもが学校に行かないと、ママは困りますね。
ママの心の中では、
「学校に行って欲しい」
「ここで行かなければ、ずるずるするかも…」
「不登校になりませんように!」
と勝手な想像で不安や恐怖がふくらんで、知らず知らずのうちに戦闘態勢になっています。
だから、子どもがなかなか起きないとか、
「今日は学校に…」と言い終わらないうちに
「行かないとアカンよっ」
と、先制攻撃しちゃったり…
「子どもの気持ち、って、さぼりたいだけやん」
などと決めつけず、子どもの気持ちをしっかり聴いてあげてください。
「どうしても行きたくない」「行きたくないんやね」
「行きたくないなー」「そうなん」
「なんか頭も痛い気がするし」「それは心配やな」
「宿題も自信がないし」「そうか」
「今日は給食もアカンかも」「それも心配やね」
延々と続く言い訳をずーっと聴いててあげてくださいね。
自分に対する言い訳?と思いながら。
子どもの気持ちが落ち着いたら、どうするか決められるから。
主導権は子ども。
ママは後方支援です。
司令官にならないで…。