「保育園に行きたくない」と子供が言い出しました④
日本心理福祉教育研究所から「不登校」に関連する記事をお届けします。
今日はその7回目です。
************************
今回も、前回記事からの続きになります。
結局、次男の不登校は約20日で終わりました。
ある時から、カレンダーを見て、
「ここになったら行こうかな」
と言い出したのです。
「そうなんだ。ここになったら行こうと思ってるんだね」
「うん、それまではおうちにいるで」
というような会話をしたのを覚えています。
何を言っても否定しないで聞いてもらえる。言いたいことを思い切り言える。
この環境が子どもには何より必要なことを実感しました。
この20日間は、「聞く」だけでなく、意識も次男に向けました。
目を見る。
そばにいるよと、言葉以外で伝える。
一方、一緒にいる時間が増えた分、喧嘩することもありました。
いつも、いつも冷静でいいお母さんでいれたわけではありません。
覚悟を決めたとはいえ、先の見えない毎日にイライラすることもありました。
そんな時、「人間関係講座」で学んだコミュニケーション方法は私自身をとても楽にしてくれました。
客観的に自分の状態をとらえて、言葉にするよう努力できたからです。
そして、日本心理福祉研究所の講師仲間との交流も支えになりました。
悩んだ時は私の気持ちを聞いてもらえ、落ち着くことができました。
さらに、夫も祖父母も保育園の先生も私と次男のことをそっと見守ってくれたことは本当にありがたかったです。
保育園には登園後も細やかなサポートもして頂きました。
今回のお話は私と次男の一例にすぎません。
お子さんとお母さんの数だけ、それぞれの向き合い方があると思います。
でも、お子さんの不登校で悩まれていたり、育児に不安を感じたりしている方がいらっしゃいましたら、どうか一人で抱えないようにしてください。
日本心理福祉教育研究所では体験会も毎月開催しています。いつでもお問い合わせくださいね。
**************************
日本心理福祉教育研究所では毎月、体験会を開催しています。